本質


ウチのミドリが最新の「iPhone 5S」を購入したらしく、

今日は携帯の自慢から一日がスタートしました。


しかし、最新のあいふぉんはゴイスーですね。

びっくりしましたよ。

なんとロック画面の解除が指紋認証なんですって。

使用者の指紋を登録して、ホームボタンに指を当てるとロックがされる仕組みだとか・・・


スパイかって。


すごいですね、現代の技術は。笑


プルルル・・・プルルルル・・・・

「ママー!お父さんから電話だよー!」

「あー、今手が離せないから代わりに出てー!」

「そんなこと言われてもママの指紋がないと電話に出られないよ!!!」


なんて会話が家庭内で繰り広げられる時代ですよ。おそロシア・・・笑

便利と不便って紙一重、表裏一体な気がします。



しかし、これだけ科学技術が進歩し、デザインもシャープで洗練されたものが主流になっている中で、

「レトロ」なモノにも魅力を感じるということも皆さんあると思うんですよね。



そこには懐かしさだったり、無駄な機能がないシンプルさだったりと、

こういうモノに魅かれるポイントは人それぞれあると思います。


でもひとつ言えることは、人を魅了し続ける「変わらない価値」が何かあるということでしょうね。


一見なんとも思わない、フツーの古臭いデザインの時計に魅かれたりするときがありますが、

そこにはモノの「本質」が宿っているんだと思います。


「多機能で防水機能つきの腕時計」これももちろん魅力的です。

ただ、それは時計の本質かと言われると違うと思うんです。


本当に長く、多くの人に愛され続けている時計というのは、しっかりその本質を見定めている気がする。


今もなお、世界中で愛され続けている家具の巨匠 ハンス・ウェグナーの代表作「Yチェア」

デザインされたのは1950年。

一脚10万円以上するこのチェアは、今でも世界中で売れ続けています。


間違いなく、椅子の完成形のひとつだと思います。

素材の見せ方、デザイン性、そして不思議なことにこの椅子はどんな空間に置いても合うんです。

椅子自身はもちろんのこと、合わせた空間も華やかになる。



僕らもまさにそこを追い求めて行きたいんです!!


『家具の本質』を。


素材をどう変化させるか、造りをどうするか、そこを突き詰めて、突き詰めて

家具の本質に近づけるような気が今はします。


ミヤモト家具には頼れる職人・竹原もいますからね!

時間はまだまだかかるかもしれませんが、いつかどこにも負けない家具屋になってみせます。




ミヤモト家具

InteriorShop MIYAMOTO

http://www.miyamoto-kagu.net/

Vintage Factory

http://www.vintagefactory.jp/