いじめられっ子!世にはばかる!の巻☆彡

 最近、いやずっとなんかな?「いじめ」による問題がテレビでよく取りざたされるのを見る。
いつの時代にも無くなる事もなく、誰でも興味のある問題であると思う。
そしておそらく誰もが、いじめられっ子か、いじめっ子か、見て見ぬ振りをする傍観者か、正義を振りかざすヒーローかの、いずれかに当てはまる。
 先日、私の特別最近仲の良い友人の経営者と、二人で飲みに行ってきた。
さしあたり、とても影響力のある方なので、名前は伏せて今日だけはAさんとしておこう。
ちなみにAさんは学生時代いじめられっ子。私は恥ずかしながら、いじめっ子であった。
いじめっ子であった私は、当時いじめている感覚も無く、平気で人を傷つけた。
「いじめている感覚が無い」と言うのが、いじめっ子の最大の問題点だと思う。
片や、友人のAさんは典型的ないじめられっ子だった。
頭から掃除の水をかけられたり、暴力は勿論、残飯で体を洗わされ、雑巾をしぼった水を飲まされ、先生さえも見て見ぬ振り。誰からも学生時代の3年間、一言も口を聞いてもらえず、まわりの皆は、自分に飛び火が来るのを恐れ、Aさんと友達になる人は、結局誰ひとりいなかったそうだ。
「死んだほうが楽」と思い始めた中学2年の頃に、手首を切って自殺を決行。
薄れている意識の中、自分が死んで喜んでいる、いじめっ子の顔が浮かび、くやしさのあまりギリギリのところで生き延びたAさん。
しかし、これが丸3年間続いた事を想像してみたい。
当時のAさんには申し訳ないが、これは生き地獄である。
先日、Aさんが話した一言は衝撃的だった。

「今までの人生で、一番頑張っていたし、褒めてあげたい3年間だった。もしもいじめを受けていた当時の自分に会えるのなら、“あなたには素敵な未来が待っているから頑張って”と言って、思いっきり抱き締めてあげたいんです。」

それを聞いて、とっても胸が熱くなった。
ちなみにAさんが誰なのかを知ったら、本当にみんなビックリするだろうなぁ〜。
業界ではナンバーワンで、だれもがうらやむ経営者として、大成功をおさめられた人です。
「もっと実績を残してからじゃないと、同情されても嫌だし、言えない!」
な〜んて言ってたけど、それ以上どんな実績が必要なんだろう?
いつかAさんが自ら話すことがあれば、あーあの時のブログの人、Aさんだったのか!と思ってください。
きっと、いじめられっ子の星になりますよ(*^_^*)


さて、急に話が変わりますが、きょうの朝、息子のテッペイが、
「とうしゃん!芽が出てきたから見に来て!早く!」
というので、眠いながらも見てみると、


                         


こりゃあ確かに驚いた(^^)
一度は枯れきったと思っていた幹から、新しく新芽が出てきた。
私は何より、これを見て喜ぶ息子を見て嬉しかった(^^)
確かにまだ5歳だが、当然親としたら、いじめっ子にもいじめられっ子にもなってほしくない。
綺麗なものが綺麗。美しいものは美しい。ちゃんとそう思える感性の持ち主であってほしいし、何より、私の友人のAさんのような、人の痛みが分かる優しい子に育って欲しいと願っている。



                  いじめられっ子!世にはばかる!



世の中のいじめられっ子の諸君。
あなたたちの未来はとても明るく、素敵な未来である。

そうですよね。Aさん(*^_^*)

                         宮本 豊彰


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