studio そら 澤田さん
きょうは、先日、家具をご購入いただいた「studio そら 一級建築士事務所」にお邪魔した。
オーナーの澤田さんとは、かれこれ6年ほど前からのお付き合いで、とある住宅メーカーのコーディネーターさんを通じて知り合った。
彼は、富山に存在する一級建築士の中でも、とびぬけて能力の高い建築士。そんな彼が建てた自宅とは…。
当然、興味が無いはずもない私は、早速アポをとって、家具を納品後に、お伺いさせていただいたというわけだ。
こちらが、オーナーの澤田さん。
外観がこちら。
澤田さんがこだっわったのは、まずは「鉄筋コンクリート住宅」であるというところ。
目の付け所が面白い。
確かにあんまり見ない為、どうかと思う人も多いであろうが、これがまた心地よい。
入口を入り、左手の打ち合わせ室。
うちで購入いただいたYチェアーは、ウォールナット材と、ビーチ材のブラック塗装。
二階に上がり、リビングを拝見。
コンクリートのザックリとした質感に、ブラックウォールナット無垢材のソファーと、同じく同材の1800サイズのリビングテーブル。こちらも当然、ミヤモト家具。
この組み合わせが、いかにも澤田さんらしく独特だ。
気密性の高いコンクリート住宅は、とても暖かく、無垢材との相性も良い事に、やはり実際に見て気付かされた。クロスや珪藻土では味わえない、クラフト感のある仕上がり。
「いいデザインですね」
と言うと、澤田さんがこう答えたのが印象的だった。
「宮本さん、僕は思うんです。良いデザインとは、見た目が格好いいだけでは駄目。そのデザインに隠された、使い心地の良さはは勿論、 質感や機能性、メンテナンス性があってこそ、良いデザインと言えるのだと思うんです。」
なるほど。とても勉強になった。
そういえば、私の駆け出しの頃、日本一の椅子職人に、おんなじような事を言われたのを思い出した。
家具も家も、「同じ理屈だな」と思った。
一級建築士 澤田 友典
富山の住宅業界を変えようとする、熱き男の話。
彼もまた、ミヤモト家具を応援し、支えてくれる、大切なお客様である。
澤田さん、その昔、
「家具と住宅という業種の違いはあれど、共になって、この業界を変えていきましょう!」
とお話しされたのを思い出します。
ミヤモト家具もちょっとだけ成長したけど、澤田さん。あなたの成長においていかれないように、私達も、もっともっと、頑張るけどね(*^_^*)
宮本 豊彰
ミヤモト家具
INTERIOR SHOP MIYAMOTO
studio そら 一級建築士事務所
http://www.st-sora.jp/