平木 柳太郎という男
先月の31日をもって、私の盟友とも言うべきか、平木社長の株式会社ランプットが移転。拠点を富山市の二口町に構え、今月から始動しはじめた。
「宮本さん!千石町を盛り上げていきましょう!」
と、意気揚々と会社を立ち上げ千石町にやってきたのが2年前。
彼は若干、24の若者だった。
当時、私には「全ての大人に、新たな学び合いの場を提供する」といったビジネスがピンとこなかった為か、うまくいく気がしなかったのだが(平木社長ごめんね)、あれから2年が過ぎ、彼はマスコミや経営者から、「先生」と言われる程の有名人になってしまった。
各社新聞や雑誌にも常連の、今、富山で最も注目を集める経営者の1人である。
私の26歳の時はガムシャラに仕事しながらも、さほど結果も伴わず、何度も心が折れながら、挫折ばかりを繰り返していたのに対し、平木社長は同年代の若者とは比較にならない程、本当に能力の高い男である。
彼のもとには、経営者は勿論の事、目標に向かって頑張っているサラリーマンや起業を目指している若者も数知れず集まる。
正直、私は頑張っている大人が、こんなに沢山いたことに驚かされた。
彼のビジネスが、この時代に非常に的を得ていたことに先見の明があったのだと、今になって恐るべし24歳であった事を思い知る。
先日、平木社長や仲のいい経営者、会社取締役クラスののみんなで飲みに行ってきた。
写真の左が平木社長、右はジェーシーバールの嶋取締役。
ジュエリー業界では知る人ぞ知る嶋さんの話は次回として、なんだかあどけなさも残る平木社長。
36になった私は、もうすでに若手とはいえない。10も年下であるにもかかわらず、彼から学ぶべき事は多く、大人になったからこそ一生懸命に学ばなければならない事を教わった。
「平木さん、今度うちのスタッフも、セミナーに連れて行くよ。先日、一皮むけた所なので、効果もありそうです。それと、一言いわせてもらう!なにさりげなく千石町を捨てとるんじゃ!俺は許さん!約束が違うぞ!…このヤロー(T_T)」
宮本 豊彰
ミヤモト家具
株式会社 ランプット