競輪選手のマツ

 こんばんわ。オーナーの宮本です。
きょうは、配送が随分と込み合っていたので、ふたてに分かれて私も張り切って配送に行ってきました。
 私と涼君は金沢・小松班ということで、随分長い距離を走行してまいりました。
 トラック班で富山・高岡・黒部方面と、大忙しだった部長・しんちゃん・ヒロ君も、お疲れ様でした(^^)
 さて、先日、かれこれ10年程前からのお客様(と言うか実は友達)である、競輪選手のマツ(仮名)から、自分ちのマンションの和室を心地よく過ごせるようにしたいとの依頼を受け、お任せいただきました。
 コンセプトは「おしゃれ過ぎず、男っぽい部屋」だそうで、窓には、ウッドブラインドや、木製のロールスクリーン、家具は総無垢材のナラダーク、照明はラタンを白く塗装したペンダントライトを設置。
 それなりで良いと言うので、それなりにしたのですが、それが以外と心地いいんです。
 写真がこちら

 

 カッコつけ過ぎず、「マツらしいな」というのが私の感想。
ただ、「〜さんらしい」というのは、インテリアでとても重要なことです。
 物静かで男前のマツは、店に来るたび必ず何かお菓子を持って来店し、配送帰りには、ワインなどのお酒を手土産に用意する程、義理堅い男で、友達にも関わらず、値切りを言ったことさえありません。
 「気を遣わなくていいよ」
と言うと、
 「豊彰には昔、お世話になったから」
と言うのですが、記憶に無く、仮にそうだとしても、マツ、20年程前の話だろ。
 競輪選手って、若い時に規則で縛られ厳しい環境で育った分、昔の友達を大事にすると聞いたことがあります。
 マツの友達の競輪選手もそう言えば、同じタイプの良い人間ばかりでした。
 どうせ、うちのブログを読むようなタイプじゃないから、ここでお礼してもしゃあないかな。
 「マツ、和室気にいってくれたかな?何かある度に買いに来てくれてありがとう。俺の師匠が言ってました。人からもらった恩は、一生だ。お世話になったのは、自分のほうだよ。本当にいつもありがとう」
                     宮本 豊彰