羽毛について、皆様ご存知ですか?

今日の昼に食べたサッポロ一番の「塩焼きそば」に感動した大野です。こんにちは(´ω`)ノシ

たまにはちょっとタメになりそうなウンチクを語るのもいいかなと思いまして、今日のお題は羽毛について書かせて頂こうかなと思います。

羽毛といえば、真っ先に思い浮かぶのが布団ですね。ただ、今日語らせて頂きますのはソファのクッションです。

ソファのクッションには羽毛が良く使われます。ザ・定番です。ふんわりとした見た目。そして柔らかな触り心地。あとはパンパンと手で叩いて空気を入れてあげれば、またふんわりが復活する復元性。どれを取ってみても、ソファのクッションには適していると言えるでしょう。

ただ、ここで問題となるのが良いソファの羽毛と安いソファの羽毛って何がちがうの?(゜д゜)どっちも羽毛ジャン!

ってことです。結論から言いますと、全然違います。雲泥の差です。もしほとんど変わらないのであれば、うちも安い羽毛を使います。だってソファの価格を落とせますから。安いに越したことはありません。

じゃあ今度は、その違いをご説明しましょう。

家具の表記は曖昧なものが多々あります。天然木や羽毛などがその良い例でしょう。天然木って言ったって、いろいろあります。直接手で触れられないような木や、中身がスカスカな木など。羽毛だって、なんの鳥の毛を使っているかなんてハッキリ言ってわかりません。みなさん、安い羽毛はどんな鳥の毛を使っているかご存知ですか?

本来、羽毛に使用される鳥は羽毛を採るためだけに育てられます。食べません。ただ、安い羽毛は食用の鳥から剥ぎ取ります。食べれて羽毛を使えてなんて、とってもリーズナブルですね。ただし羽毛の品質は最低です。

また、羽毛に使用する鳥は水鳥の毛を使用します。なぜか?水に浮くため、羽が軽くてしっかりしているためです。では安い羽毛は?コケコッコーと鳴く白い鳥を使っていたりします。そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、事実です。

そして洗う過程。ここも重要な要素です。ここが疎かになると、悪臭やダニの発生といった問題が発生します。布団などはダイレクトに触るものなので洗う過程が疎かなものはほぼありませんが、ソファのクッションとなると別です。洗浄していない羽毛を使用しているソファが多々あります。

そして羽毛の大きさにも違いがあります。羽毛の寿命を聞かれることがありますが、羽毛に寿命はありません。嘘やん!うちの羽毛のクッション、ぺったんこやぜ!!(゜д゜)って思われた方もいらっしゃると思いますが、それは羽毛が折れたためです。例えば同じ大きさのクッションを作るとき、大きい羽毛を使えば少ない量で作れますが、小さい羽毛で作る場合沢山詰め込まないといけません。持ちが良いのは後者のほうです。要は羽毛の大きさと量も肝心ということです。

簡単にまとめてしまいましたが、良い羽毛のクッションと安い羽毛のクッションにはこれだけの差があるということです。

皆様、ソファを選ぶ際はくれぐれも慎重に。デザインももちろん重要ですが、長く付き合うソファです。ちなみにウチのソファの羽毛は全て高品質のものしか使用していません。そう考えると、ウチって結構リーズナブルだと思いませんか??

大野雄也