寒くてなにより(^_^)/

今年も荒巻鮭の季節がやってきましたね(ー_ー)
ミヤモト家具のお隣では、毎年この時期鮭を干していらっしゃいます。


なんだか冬だ〜という気がしますよね(^_^)
昨年、配送スタッフだったともやの誕生日にプレゼントしたのを思い出します。
あれからもう1年が経つんですね〜(ー_ー)



私の実家でも母が毎年、鮭をスモークして冷凍保存しています。
ここ2,3日、もくもくしていました。
鮭だけではなくて、ハムなど他の食材をスモークすることも。
電熱とチップ、大きな段ボールでできるので、
時間と手間はかかりますが、冬の楽しみの一つです(^^)




こんばんは、澤田です。







今日はお客様よりリクエストをいただきましたので、
家具のメンテナンス(オイルメンテナンス)についてご紹介しようと思います。

何度かブログでもご紹介していますが、
この季節、暖房を点けている時間が多く、お部屋もお肌も乾燥しがちですので改めて。(ー_ー)
ご新築のお家は気密性が高いため、さらに乾燥気味になることも。



みなさんご存じのとおり、
ミヤモト家具は無垢材の家具がメインですが、
扱っている家具の仕上げ方には大きく分けて2つの仕上げがあります。





ひとつは植物性オイルを木肌に染み込ませ、表面に塗膜をつくらないオイル仕上げ。
もう一つは表面をコーティングし、汚れにくい塗膜をつくるウレタン仕上げです。




どちらにしても、メリットとデメリットがあります。


ウレタン仕上げの場合は、表面をコーティングした状態なので、直接木肌を触ることはできません。
しかし裏を反せば、木肌が出ていない分乾燥しにくく、
汚れが付きづらいというのがメリットです。
しかもウレタン仕上げは、特別なメンテナンスは特に必要ではなく、
通常はふきんでさっと拭いていただければ汚れも落ちやすいです。


そしてデメリットとしては、無垢材ならではの経年変化がしにくく、
長年使い込んだ傷やしみなどを修復する際に手間とコストがかかるという点です。







一方オイル仕上げの場合は、木肌を出した状態で仕上げるので、
乾燥し、乾燥しているとしみもつきやすくなってしまいます。
乾燥がすすむと割れや反りなどが生じてくることも稀にあります。






それならウレタン仕上げのほうがいいのでは??
と思いますよね。






しかし!
オイル仕上げのデメリットは、メンテナンス次第でメリットになる可能性があるのです。

オイル仕上げの場合、定期的にオイルメンテナンスをすることで、
ある程度の乾燥を防ぐとともに、しっとりと木肌が変化していきます。


メンテナンスを重ねると、しみもつきにくくなり、
よりよい経年変化を楽しんでいただけます。





でもメンテナンスって大変そう…
うーん。面倒かも…






いや、そんなこともないんですよ(ー_ー)!!







ということで、前置きがながくなりましたが、
オイル仕上げの家具をご購入いただきましたお客様、
これからご購入をお考えのお客様にぜひ知っていただきたい
メンテナンス方法をご紹介します。


通常のメンテナンスは、よっぽど気になるしみや汚れがない場合は、やすりを使わず
そのままオイルを塗っていきますが、今回はやすりを使ってやってみました(^_^)




まず、表面をさっと乾拭きし、ほこりなどをふきとります。
または、硬く絞った布巾でやさしく拭いたあと、
乾かしてから始めます。




ちょうど事務所近くのテーブルに手ごろなしみと
ボールペンの痕をみつけました!




まず用意したのは、
メンテナンス用オイル・ウエス(Tシャツなどの端切れなど)・紙やすり


こんなかんじで木目方向に沿ってやすりを動かします。
ひろい面積をする場合は、平たい木片やコルクに紙やすりを巻きつけると
やりやすいです。




すると表面が削れて、すこし白っぽくなってきます。
木は樹種にもよると思いますが、オイルで仕上げる前は白っぽい色をしています。


使う紙やすりはあまり粗いときずになってしまうので、
180番から230番ほどのものがよいと思います。
あまりにこまかいと、つるつるになりすぎて、樹種によってはオイルが入りにくくなってしまいます。





そしてオイルを塗ります。



適量を布に染み込ませ…



塗っていきます。
オイルを塗ると、水にぬれたような濡れ色になります。





ボールペンも、しみもきれいになりました(^_^)


オイルの量が多い場合、木が吸い込みきれず余分なオイルが表面に出てきます。
15分後くらいに乾拭きして余分なオイルをふきとり、半日から一日ほど乾かします。


特にダイニングテーブルは3ヶ月に一度が目安です。
以外に楽しくできるので、オイルをぬるだけでも是非やってみてくださいね(^^)


ここで注意ですが、無垢材でも「ダークオイル仕上げ」でご購入いただいた方は、
やすりで削ると色味が剥げた状態になってしまいます。
しみがや傷が気になる場合はご連絡ください(>_<)




つらつら長々とかきましたが、
店頭で詳しくご説明いたしますのでスタッフにお声かけください(^_^)/



以外に新習慣になる、オイルメンテナンスのご紹介でした(^^)
それでは。





澤田